アテネ閉幕

アテネ五輪も閉幕。それと同時に夏休みも終了し、いよいよ9月。気付けば今年もあと4ヶ月。とんでもなく月日の流れが早い気がする。

さて、日本勢大活躍で幕を閉じたアテネ五輪。選手団には、「ご苦労様」の一言をかけてあげたい。本当によく頑張ってくれたと思う。金確実と言われた井上康成が金を取れなかったり、また世界中の「金確実」と言われていたアスリート達が、予選敗退したり・・・と、改めて「勝負の怖さ」「金の重圧」を感じるシーンが目についた。一方で、競泳の柴田亜衣が驚きの女子自由形初の金を取ったり・・・など、嬉しいニュースもいっぱいあった。勝負というものは本当に分からないし、面白いものだ。

女子レスリングの浜口親子が話題になったが、アテネ競技会場での父・アニマル浜口の暴れっぷりに、現地ではクレームがついたとか。個人的には「別にええやないか」と思う。形はどうであれ、我が子を案ずる父のアツイ応援ではないか。『気合いだぁーーー！！！』のどこが悪い（笑）そんなことに物言いをつけるぐらいなら、審判の誤審とかをどうにかしろよ！・・・と言いたい。男子レスリング・体操競技・野球決勝「キューバ対オーストラリア」・・・あげだしたらキリがない。世界最高峰である五輪の舞台で誤審とは。北京ではどうにかしてもらいたい。さもないと、選手が可哀想だ。

あと、警備にも一言。男子マラソンの訳分からんボケ男の乱入といい、飛び込み競技での乱入飛び込み男といい・・・せっかくの競技が台無し。マラソンで被害を喰らったブラジル選手は銅メダルに終わってしまうわ、乱入飛び込み男のせいで歯車が狂った中国男子飛び込みのペアは、信じられないミスを犯し金有力が一気にメダル圏外に。トマホークを配備してテロに備えるのはいいとして、どうして基本的な警備が出来ないのか？折角の真剣勝負の場が台無しだ。マラソンのボケ男には、罰金と禁固刑、あと「スポーツ競技施設への出入り禁止3ヶ月」の判決が下りたとか。3ヶ月は甘い！こんな奴は一生出入り禁止！！

誤審や乱入男、あとドーピングで室伏繰上げ金などなど、後味の悪いところもあったアテネ五輪だが、ほんと選手は頑張った！いいもん見せてもらって、感謝感謝。真剣に『生きているうちに1度は五輪を生で見たい』と思うようになった。次回北京五輪も楽しみだが、この前のサッカーアジア杯のような事になれば考え物。まあ、メンツ重視の中国であるから、その辺もしっかり改善されていると思うが（苦笑）あっ、北京の前にトリノ冬季五輪があった。そうだ、これも楽しみだ！