明日、敵地・東京ドームに初参戦。

敵地で観戦する巨人戦とはいかなるものか、楽しみである。今日のABCラジオ・フレッシュアップナイター阪神戦中継で、ゲスト出演していた『おはようパーソナリティー』の道場洋三氏は、巨人の本拠地にも関わらず、あまりの阪神ファンの多さに興奮していた。その興奮を明日味わえると思うと、ワクワクする。

さてさて、今日の試合も久保田師匠がやらかしてくれました。まさかのサヨナラツーラン被弾。悔しい敗戦ではあるが、勝ち負けは時の運とも言う。仕方ないか・・・明日から勝てばそれで良し。

最近、阪神が負けても以前ほどブチギレしなくなった自分がいる。これは2年前からの現象。2003年や2005年の優勝で心にゆとり(?)が出来たのか、負けても「まあ次勝てばええやん」と、大らかに見れるようになってきた。自分でもビックリの進化(苦笑)。

以前(特に「阪神暗黒時代」)は、それこそ阪神が負けた日には『野次る』『物に八つ当たり』『スポーツニュースは見ない』の連続。胃に穴があく、頭が脳震盪を起こす等の諸症状が出そうなくらい、カリカリしていたものだ。「ダメ虎時代」を、子供ながらにそんな感じで過ごしていた。よく死ななかったものだ。

最近は、負け試合のスポーツニュースもしっかりと見るようになった。もちろんムシャクシャはしているのだが、現実をしっかり受け止め、悔しさを次に繋げている。ますます阪神馬鹿全開になりつつある私。

明日の東京ドームは、今年4戦目の阪神戦観戦。4/2(今季阪神初勝利)、4/9(金本世界記録試合)、4/16(江草好投するも広島に惜敗)に続く観戦となる。前回が負けているだけに、明日は是が非でも勝っておきたい。

そうそう、今日の試合途中で倒れた渡真利球審、大丈夫だろうか?1985年阪神優勝時の虎V戦士でもある渡真利。それだけに、やはり気になってしまう。
以前、2005年12月21日の日記で「あいうえお『馬名』」というのをやった。これは「あいうえお順で競走馬の馬名を挙げる」という企画。

今回は、それの「プロ野球外国人助っ人」版をやってみようと思う。とりあえずは『2006 プロ野球開幕記念』ということで(何のこっちゃ)。

が、これには少し問題も。ご存知のとおり、私は阪神馬鹿であるため、出てくる助っ人の名前が「阪神の助っ人」に偏る危険性がある。というわけで、今回のルールとして・・・

・「『パッ』と思いついた助っ人選手名」を即座に挙げる
・基本は、1つの言葉に1助っ人
・ただ、阪神の助っ人が挙げられた場合は、その助っ人にプラスして「他球団の助っ人」を1人挙げる(よって、計2助っ人となる)

というのでやっていこうと思う。4歳の頃から始まり今年で22年目を迎える私の野球馬鹿っぷりが、よく分かるのではないだろうか。ではスタート。

「ア」アリアス(阪神)
   アップショー(ダイエー)
「イ」イ・スンヨプ(ロッテ→巨人)
「ウ」ウィリアムス(阪神)
   ウィルソン(日ハム)
「エ」エバンス(阪神→西武)
   阪神以外は思い浮かばず
「オ」オマリー(阪神→ヤクルト)
   オバンドー(日ハム)
「カ」郭李 建夫(阪神)
   郭 源治(中日)
「キ」キーオ(阪神)
   キャプラー(巨人)
「ク」クールボー(阪神)
   クロマティー(巨人)
「ケ」ケビン(オリックス→ロッテ)
「コ」コールズ(中日→阪神)
   コトー(巨人)
「サ」サムソン・リー(中日)
「シ」シークリスト(阪神)
   阪神以外は思い浮かばず
「ス」スペンサー(阪神)
   スミス(巨人)
「セ」セラフィニ(ロッテ→オリックス)
「ソ」ソロムコ(阪神)
「タ」誰も思い浮かばず
「チ」チェコ(広島)
「ツ」誰も思い浮かばず
「テ」テーラー(阪神)
   阪神以外は思い浮かばず
「ト」トーマス(日ハム)
「ナ」ナイト(ソフトバンク→日ハム)
「ニ」ニール(オリックス)
「ヌ」誰も思い浮かばず
「ネ」ネルソン(ダイエー)
「ノ」誰も思い浮かばず
「ハ」ハートキー(阪神)
   ハウエル(ヤクルト)
「ヒ」ヒルマン(ロッテ→巨人)
「フ」フィルダー(阪神)
   フェリシアーノ(広島)
「へ」誰も思い浮かばず
「ホ」ホワイト(阪神)
   ホーナー(ヤクルト)
「マ」マクドナルド(阪神)
   マッキントッシュ(日ハム)
「ミ」ミラー(阪神)
   ミッチェル(ダイエー)
「ム」ムーア(阪神)
   阪神以外は思い浮かばず
「メ」メイ(阪神→巨人)
   メローニ(横浜)
「モ」モスビー(巨人)
「ヤ」ヤング(広島)
「ユ」誰も思い浮かばず
「ヨ」誰も思い浮かばず
「ラ」ラミレズ(阪神) 
   ラミレス(ヤクルト)
「リ」リガン(阪神)
   リグス(ヤクルト)
「ル」ルイス(巨人)
「レ」レイノルズ(大洋→近鉄)
「ロ」呂 明賜(巨人)
「ワ」誰も思い浮かばず
「ヲ」無し
「ン」無し
「ガ」ガリクソン(巨人)
「ギ」ギャラード(中日→横浜)
「グ」グレン(阪神)
   グラッデン(巨人)
「ゲ」ゲイル(阪神)
   ゲーリー(中日)
「ゴ」ゴメス(中日)
「ザ」誰も思い浮かばず
「ジ」ジョンソン(阪神)
   阪神以外は思い浮かばず
「ズ」ズーバー(横浜)
「ゼ」誰も思い浮かばず
「ゾ」誰も思い浮かばず
「ダ」ダーウィン(阪神)
   ダグラス(広島)
「ヂ」誰も思い浮かばず
「ヅ」誰も思い浮かばず
「デ」ディアー(阪神)
   ディステファーノ(中日)
「ド」ドスター(横浜)
「バ」バース(阪神)
   バナザード(南海→ダイエー)
「ビ」ビーン(近鉄)
「ブ」ブラウン(阪神)
   ブーマー(阪急→ダイエー)
「べ」ベニー(ロッテ)
「ボ」ボウクレア(阪神)
   阪神以外は思い浮かばず
「パ」パチョレック(大洋→阪神)
   パスクチ(ロッテ)
「ピ」誰も思い浮かばず
「プ」誰も思い浮かばず
「ぺ」ペレス(阪神)
   ぺタジーニ(ヤクルト→巨人)
「ポ」ポート(阪神)
   ポンセ(大洋)

※()内の所属球団は、私の記憶の限りで書いてます。

・・・とりあえず書いてみた。阪神の助っ人に関しては、現役時代を知る知らない(「テ」テーラー・「ソ」ソロムコ・「ボ」ボウクレアなどは名前だけ知っている)に関わらず、名前はスラスラ出てくるので問題ない。

他球団の助っ人に関してはどうだろうか。やはり、阪神の宿敵・巨人の助っ人が多いようだ。全体的に大体は最近の選手が多いようだが、結構シュールな感じの名前もチラホラ・・・。

「ズ」は本来ならズレータ(ソフトバンク)が出てきそうだが、なぜかズーバーと書いている。「ズ」ズーバーや「ド」ドスター、「マ」マッキントッシュに「メ」メローニに「ビ」ビーンなどは、「変な名前」ということで印象に残っている。

中でもマッキントッシュ(日ハム)は、妙に覚えている。バットの持ち方(グリップの握り方)が特徴的で、「捕手も出来る」という触れ込みだったが、速攻で解雇されてしまったように記憶している(記憶違いかもしれないが・・・)。

乱闘が記憶に残っているおかげで登場したと思われるのは、「ア」アップショーに「バ」バナザード、「グ」グラッデンに「デ」ディステファーノの4人。

アップショー&バナザードを要していた当時のダイエーは強烈で、この2人はいつも殺気立っていた記憶がある。特にアップショー。彼は東京ドームの対日ハム戦で、死球をぶつけてきた日ハム投手を外野まで追い掛け大乱闘、ボッコボコにして退場処分。この試合、確かその後も両チームが揉めて乱闘騒ぎが起こったのだが、退場処分で下がっていたはずのアップショーが再びグラウンドに現れる・・・という珍現象が。

巨人のグラッデンは、神宮での対ヤクルト戦での乱闘が有名。危険球気味の投球に対して、ヤクルト捕手・中西(古田ではなかったはず)に難癖。そして中西をボッコボコに殴って大乱闘。が、これがグラッデンの運命を左右する。グラッデンは中西を殴りすぎて骨折。退団の引き金になってしまった。

そして中日のディステファーノ。阪急から来た乱闘要員の岩本や、「乱闘の時は星野より先に止めろ」と言われた島野コーチ(現阪神2軍監督)と共に、闘う集団・第1次星野中日を引っ張った外国人。

確かオープン戦の対西武戦から血の気全開で、開幕前から大乱闘。そして、「星野監督が巨人の水野をぶん殴った」かの有名な対巨人戦大乱闘(ナゴヤ球場)でもディステファーノは大活躍。殴る蹴る倒すの縦横無尽の活躍で、乱闘のキッカケとなった当事者ではないにも関わらず退場処分になった。あの乱闘は凄かった。

・・・とまあ、とりあえずちょっと解説を書いてみたが、やはり多少濃いか・・・阪神の助っ人については、書き出すとキリがないのでまた次の機会に。
もっぱら「お笑い系」に「阪神馬鹿」、関西人丸出しのこの私だが、実は意外にも「歴史馬鹿」であったりもする。

なので、NHKの大河ドラマはよく見る。今年の大河『功名が辻』も、もちろん見ている。戦国武将・山内一豊と妻・千代のお話。千代と言えば、有名なのが「内助の功」。夫・一豊の為に、あれやこれやと奮闘する。

先日、その『功名が辻』を見ていて、こんなシーンが。上川隆也演じる一豊が、フラフラになりながらも戦場から無事帰還。それを見た仲間由紀恵演じる千代は、「戦場で命拾うことこそ、最大の功名でございます」と言って、一豊を涙ながらに出迎える・・・

「命拾うことこそ、最大の功名」・・・今回のWBC日本代表を見ていて、このセリフがピッタリ当てはまるような気がする。

韓国に2度目の敗戦を喫した時、誰もが「準決勝進出は無理」と思った・・・ところがどうだ。アメリカまさかの敗戦。「失点率」のわずかな差で、日本は準決勝進出を射止めた。まさに「命拾い」。

「命拾い」という言葉は、何となく「偶然・ラッキー・奇跡」というイメージが付きまとう。確かにその一面は否定しないが、今回の日本代表の命拾いは、ちゃんとした理由(伏線)があったと思っている。

2次リーグ1勝2敗の日本。ただ、負けた試合でも決して「諦めた敗戦」ではなかった。疑惑の判定で落としてしまった対アメリカ戦は4失点で3得点。悔しさが滲んだ対韓国戦でも2失点1得点。「得失点」の差は、負けた2戦とも最小限に喰い止めているのだ。そして、勝った対メキシコ戦は1失点6得点。大量得点にも気を緩めることなく、メキシコを1点に抑えた。

負けた試合でも勝った試合でも、腐ることなく奢ることなくしっかりプレーした日本代表。この姿勢が、準決勝進出という命拾いに繋がったのだと思っている。

そして今回。韓国との「3度目の正直」で、見事撃破。あのイチローが、試合後のインタビューでは興奮のあまり声が上ずっていた。日本代表は相当な気合いを持って試合に挑んでいたのだ・・・と痛感するワンシーンだった。

この試合、福留の2ランをはじめとした「打線の爆発」が注目されるが、最大の勝因は「上原の好投」に尽きると思う。もうこれは圧巻だった。気迫のピッチングで、素晴らしいの一言!普段なら巨人選手ということで「敵方」の選手である上原だが、今回ばかりはそんなこと関係なし。ナイスピッチングに拍手。

この大会では、本当に投手陣が頑張っていると思う。この粘り、決勝の対キューバ戦でも発揮してほしい。先発予定の松坂は、どんなピッチングをしてくれるのだろうか。本当に楽しみ!(球児&久保田にも出てきてほしい。笑)

さて、敗れた韓国代表だが、こちらも日本を2度破っただけあってさすがだった。「オールスター」で挑んできた気合いは、今回のWBCを大いに盛り上げたと思う。韓国代表の活躍は、「国際大会への取組み方」「チーム編成の在り方」等の問題を、大いに考える契機を日本に与えたと思う。

日本だけでなくアメリカでも「WBCよりもシーズン」という考え方があって、なかなか選手が揃わなかったりモチベーションが上がらなかったり・・・と紆余曲折があった。その点、韓国代表は「兵役問題」の絡みがあるとは言え、気合いのフルメンバーで快進撃。躍進した。

その結果、「ほんまに盛り上がるんかいな?」と思っていたWBCが、「韓国へリベンジ!」という感じで日本でも大盛り上がりに。今後は、国内シーズンも大切だが、それ以上に「国際大会」を本気で獲りに行くべきじゃないか・・・と思う。そうすれば、今言われている「野球人気低下」問題への解決にも、一歩近づくのではないだろうか。

現実として、WBCでこんなにも野球が盛り上がっている。やっぱり「本気のプレー」には、誰だって関心があるということだろう。

ともあれ、韓国代表の今回の戦いぶりは凄かった。拍手・・・と言いたいところだが、一つだけ「それはアカンやろ」と残念に思ったことが。

それとは、2次リーグで韓国が日本を破った時のこと。勝利に盛り上がる韓国代表は、嬉しさ爆発の勢い余ってかマウンドに韓国国旗を立てていた・・・

これはやってはいけないことだろう。TVで掛布さんも言っていたが、あれは日本や野球発祥国・アメリカに対する「侮辱」と言っても過言ではない。優勝したならまだしも、2次リーグでやるべきことではない。韓国というお国柄、「打倒日本」は分からないでもないし、スポーツにはそういう一面があっても仕方ないか(サッカーは特に)とは思うが、あれだけはやってはいけない行為だと思う。

さあ日本。次は国際大会を知り尽くしたキューバと決戦!最強の敵。頑張ってほしい!
WBC、メキシコがアメリカに勝ってしまった。昨日練習をせずに、ディズニーランドに出陣したあのメキシコがやった。

日本対アメリカ戦で誤審をやらかした審判が、今日のメキシコ対アメリカ戦でもやらかしたようだ。全く恥曝し。どうしてこんな審判が、国際大会を取り仕切っているのか?

ともあれ、日本は準決勝進出が確定した。ありがとうメキシコ。「1勝2敗で準決勝進出というのも…」という意見があるかもしれないが、ルールに則って進出するのだから。日本代表には、精一杯頑張ってもらうのみ。

準決勝の相手は、宿敵韓国。リベンジの時。与えられた機会を逃すわけにはいかない。王監督やイチローをはじめ、日本代表はみんな燃えているだろう。特に、昨日韓国に打たれた球児やエラーをしてしまった今江は、期するものがあるだろう。

さあ、三度目の正直。韓国撃破へ、頑張れ日本!
いよいよ明日は「野球界の正月」である2月1日。今年もついに阪神生活が始まるのだ。

ということで、2006シーズン始動直前の今日は、昨年の阪神戦観戦成績を、こちらにまとめておこうと思う。

【越後屋主人・2005 阪神戦観戦成績】

4/9(土)  阪神-横浜   (甲子園)4-1●
5/14 (土) 阪神-楽天  (甲子園)5-1●
6/4(土)  阪神-ロッテ  (甲子園)3-4○
6/7(火)  オリックス-阪神(スカイM)2-4●
6/24(金) 阪神-巨人   (甲子園)4-3●
7/5(火)  阪神-ヤクルト (甲子園)4-1●
7/6(水)  阪神-ヤクルト (甲子園)2-1●
7/19(火) 阪神-横浜   (甲子園)1-1△
7/20(水) 阪神-横浜   (甲子園)0-1○
7/31(日) 阪神-ヤクルト (甲子園)1-2○
8/18(木) 阪神-横浜   (大阪D)6-5●
8/30(火) 阪神-中日   (甲子園)中止
9/9(金)  阪神-広島   (甲子園)3-1●
9/11(日) 阪神-広島   (甲子園)10-0●
9/17(土) 阪神-ヤクルト (甲子園)2-7○
9/19(月) 阪神-中日   (甲子園)2-12○
10/4(火) 阪神-横浜   (甲子園)3-6○
10/5(水) 阪神-横浜   (甲子園)3-2●

「日本シリーズ第1戦」
10/22(土) ロッテ-阪神  (千葉M)10-1○

2005 観戦成績・・・10勝7敗1分

全部で18試合観戦・・・昨年ほど、阪神戦を観戦した年は無かった(それまでは毎年5〜8試合程度)。日本シリーズを「敵地」で観戦できたというのも、結果は残念だったが、とても有意義だったと思う。

一番印象に残っている「2005阪神戦観戦試合」は、やはり10/5のシーズン最終戦だろう。下柳の最多勝がかかったこの試合、その下さんの気迫溢れる熱投には、本当に感動した。

2005年、残念ながら日本一を逃した阪神。日本シリーズ大敗の悔しさをバネに、今年こそ日本一&アジア一になってほしい。セリーグ他球団のマークはもちろん厳しいと思うが、その試練を乗り越える力を、今の阪神は持っていると思うし、乗り越えられるはずだ。

そして日本シリーズでは、願わくばロッテかソフトバンクと対戦し、過去のリベンジを果たしてほしい!

今年、果たして何試合ぐらい阪神戦を観戦できるだろうか。目標は「20試合観戦」だが・・・甲子園はもちろんのこと、積極的に敵地にも行きたいと思う。「2006年 阪神戦チケット売り出し日」がいつになるのか、最近これが気になって仕方ない(笑)

さあ、阪神に一喜一憂する楽しい日々がまもなく始まる。
昨日、仰木氏死去のニュースが飛び込んできた。

一夜明けた今でも、信じられない。つい先日まで、ユニフォームを着てオリックスで指揮していたのに・・・

すでにガンを患っていたそうで、そんな中で仰木さんはオリックス監督を引き受けたそうだ。球界再編に飲み込まれたオリックスを、放ってはおけなかったのだろう。仰木さん自身も「今年で最後」と、覚悟していたのかも知れない。

まさに、命懸けの指揮。仰木さんは「グラウンドで死ねたら本望」と言っていたという。

でもね、仰木さん。早すぎるよ。もっと野球界を見守っていてほしかった。

・伝説の「10.19 川崎決戦」

・西武球場での「ブライアント4連発」

・近鉄のリーグ優勝

・野茂・イチローなど、数々の名選手の発掘

・阪神大震災の年(1995)、我々神戸市民を勇気付けてくれたオリックスリーグ優勝

・1996、オリックス悲願の日本一

・2005年、厳しい船出となったオリックス合併球団を、プレーオフ争いまで引き上げる

・・・球史にたくさんの足跡を刻んだ仰木監督。個人的には、やはり震災の年が忘れられない。神戸の街は、オリックスの活躍に本当に盛り上がったものだ。

今、こうして日記を付けながらも、思わず目頭が熱くなってしまう。球界は、本当に偉大な人を失ってしまった。来年、オリックスには本当に頑張ってほしい。仰木さんの為にも。

仰木さん、今までファンを楽しませてくれて、本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
ロッテが阪神を圧倒し、4連勝で日本一に。遅ればせながら、ロッテファンの皆さん、そしてロッテの選手達、本当におめでとう!

我が阪神、完敗。何一つとして抵抗することができなかった。シリーズまでのロッテとの日程の違い、試合勘の有利不利…などなど問題点が言われているが、やはり負けは負け。どんな要因があろうとも、ロッテが強かったのだ。

阪神ファンとして、今回の日本シリーズは本当に悔しい。でも、ファン以上に阪神の選手・監督・コーチ達のほうが悔しい思いをしているはず。この悔しさをバネに、彼らはきっと来年以降さらに強くなってくれるはずだ。

それを信じて、また岡田阪神を応援していきたい。とりあえずは、岡田監督はじめ阪神の皆さん、ご苦労さんでした。来年もまた、素晴らしい阪神を見せてや!

来年、日本シリーズはまた「阪神対ロッテ」であってほしい。そして、今年の無念を晴らすのだ!今回の借りは、2003のホークスの借りより大きい。

2005日本シリーズ終了の翌日から、すでにいつもの「阪神馬鹿生活」に戻っている私。どんだけ阪神に惚れとんねん(苦笑)
いよいよである。いよいよ。

阪神対ロッテ、夢の日本シリーズ開幕が明日に迫ってきた。

阪神ファンである以上、この高揚感は当たり前なのかも知れない。が、もし阪神ファン・ロッテファンでなかったとしても、「一野球ファン」としてこの組み合わせは非常に楽しみにしていたであろう。

第1戦、阪神は井川・ロッテ清水の先発と発表された。井川よ、ここは男を見せなあかんぞ!

個人的見解として、今回のシリーズのポイントとなる阪神選手は「シーツ」ではないかと思っている。金本・今岡・赤星はもちろんのことなのだが、シーツが打てば打線は大量得点を挙げることが多い。

第1戦目の前半まででシーツに1本出れば、このシリーズ乗っていけると思う。これは、シーツだけのことではなくて、打線全体に言えること。

阪神投手陣については、全く心配していない。大丈夫だろう。とにかく、「先行逃げ切り」を得意とする阪神なだけに、早い回でいかにロッテ強力先発陣を攻略するかが鍵だ。

私自身は、明日の千葉観戦に備え飛行機のチケットを確保。まだ前日というのに緊張してきた(笑)初の関東圏野球観戦が、まさか日本シリーズになるとは・・・この幸運に感謝!明日はロッテ応援団に負けないよう、精一杯阪神を応援してくるつもりだ。

いざ、決戦の刻!
ロッテがパリーグ制覇を成し遂げた!31年ぶりの快挙!ロッテファンの皆さん、おめでとうございます!

今日の試合。今季で引退を表明している初芝がキッカケを作り、勝負強い里崎が逆転打!あとは自慢のリリーフ陣で逃げ切るという、まさに今季のロッテを象徴する試合だった。

胴上げの時のロッテ選手や監督・コーチの満面の笑み、嬉し涙。阪神ファンの私でも、心に響くシーンであった。一方で、2年連続シーズン1位通過ながら、プレーオフで優勝を逃したソフトバンク側の表情も、実に印象的だった。

プレーオフ制度・・・未だにこの制度に、私は違和感を感じている。もう少しシーズン結果が反映されてもいいのではないだろうか?今のままの制度では、どうも釈然としない感じがどうしても残ってしまう。

かと言って、決してロッテの優勝は軽んじられてはいけない。褒め称えられてしかるべきだ。現場で頑張る選手達は、決められた制度の中で全力で頑張り、そして優勝の2文字を勝ち獲ったのである。この素晴らしさは、忘れてはいけない。これは、去年の西武にも言えることだ。

選手やファンには、何の責めもないのだ。ようは「制度」自体に問題がある訳で・・・プレーオフ制度のあり方を、是非もう一度検討してほしい。

さて、ロッテが優勝ということで日本シリーズは「阪神対ロッテ」という組み合わせになった。

ほんの数年前まで、この両チームは弱小で「球界のお荷物」とまで言われてきた。お互いのファンも、辛い思いをしてきた。「阪神対ロッテ」といえば、それは「裏日本シリーズ」であり「日本最弱決定戦」であった(苦笑)

それが今はどうだ!両チームとも、セパを盛り上げる人気球団!これはもう、素晴らしい日本シリーズになること間違いなし!

でも、ロッテファンの方には申し訳ありませんが、今回の日本シリーズは我が阪神が頂戴いたします!「JFK対マリンガン」「アニキ・今岡対ロッテ投手陣」などなど、楽しみが目白押し!

さあいよいよ、戦いの時近し!
岡田阪神 2005セ界統一
2005年9月29日(木)、阪神タイガース リーグ優勝!

「本拠地甲子園」「相手は宿敵巨人」「スタンドは超満員」・・・これほどまでに条件が整った中での優勝!何と言っても、巨人の目の前で胴上げ出来たのがたまらない!!

しかも、上記の条件以外に、「9/29は岡田監督の亡きお父さんの誕生日」「球団創立70周年」「阪神電鉄創業100周年」ときている。こんな出来すぎのシナリオ、あっていいのだろうか・・・

とにかく嬉しい!「岡田監督」で優勝できたのが本当に嬉しい!

私は、岡田監督には思い入れがある。生まれつきの阪神ファン・・・である私だが、「自分は阪神ファンなんだ!」と強く自認するようになったのは、1985年である。

あの「21年ぶりのリーグ優勝。初の日本一」は、阪神馬鹿である私の「源流」と言っても過言ではない。とにかく、1985年のインパクトは強烈であった。その年の阪神主力選手の一人だったのが、岡田監督である。

小さい頃の私を、狂喜乱舞させてくれた「1985年V戦士」。その一人である岡田彰布が、今度は監督となって胴上げされる・・・これほどまでに感慨深く、嬉しいことはない。

岡田監督以外にも、ベンチには平田ヘッド・和田コーチ・吉竹コーチ・嶋田コーチ・中西コーチなどなど、1985年を彩った人がズラリ。こんなにも「1985年色」が強いチーム編成。このスタッフでの優勝は、私にはたまらないのである。

胴上げされる岡田監督を見て、やはり泣いてしまった。止まらない嬉し涙。

岡田監督はじめチームの皆さん、おめでとう!そして、ありがとう!次は、2003年に果たせなかった日本一奪取に向けて頑張って!

私も、日本シリーズの応援を頑張らなくては(笑)

田尾監督論

2005年9月26日 野球
東北楽天・田尾監督が解任された。

正直なところ「なんで?」の気持ちしかない。成績を見れば90敗以上もしているし、チーム状態も厳しい。そうなれば、監督解任も致し方なしなのかも知れない。

が、しかし。今年の楽天に限って言えば、前記の理由での「監督解任」は当てはまらないと思う。楽天は今年新規参入したばかりの球団である。選手も他球団からの寄せ集めで、どう考えても厳しい戦いは目に見えていた。これでも、責任を取れ・・・と言うのか。

プロは結果が求められるのは、もちろんである。しかし、楽天は今からのチームではないか。「最初は厳しいかも知れないが、数年後には強いチームにする『土台作り』ができる監督」・・・この要件で、楽天球団は田尾に監督を任せたのではないのか?それが、1年でクビとは・・・

楽天ファンも、今回の解任劇にはほとんどの人が反対しているらしい。楽天ファンは、最初の1年目は「誰が監督でも厳しい」ということは分かっているのだ。だから、どんなに負けようが「東北に来てくれた球団だから」と、温かい目でチームを見守っていた。そして、「厳しい中で頑張っている」と、田尾監督始め選手達を応援していた。

ところが、そんなファンの「田尾支持」の思い虚しく解任。ファンと球団フロントとの方向性の違い・・・これじゃあ、旧態依然とした「球界体質」と変らないではないか。折角の新球団、何をやってくれるのだろうか・・・と楽しみにしていたが、結局は今までの球団と同じ。

球界改革の目として楽天に注目していたが、今回の一件にはガッカリ。
中日との激しい首位争いを繰り広げている我が阪神。

連日、素晴らしいプレーを見せてくれる阪神の選手達。そんな選手達と共に、ベンチも一丸となって優勝の二文字へと突き進んでいる。

そんな阪神で、一際気迫溢れるアクションでチームを鼓舞する男がいる。それは、一塁コーチャーズボックスに立つ福原守備走塁コーチだ。

タイムリーを放った選手が一塁にやってくれば、気合い満点の凄い表情&アクションで選手に賛辞を送る。

一塁上、「アウトかセーフか」の微妙な判定の時は「セーフ!セーフ!セーーーフ!!!」と、激しいアクションで審判にアピール。時には、どっちが審判なのか分からなくなることすらある(笑)

長打の時は「行けーーーーー!!!」と選手に猛アクション!

とにかく熱い!!

この熱さは、今に始まったことではない。阪神に入閣する前は、中日のコーチであった。その時から熱かった。フェアかファールかを巡って、橘高球審に激しく迫り退場を喰らっているほどだ(甲子園での阪神戦だったので、よく覚えている)。

そして、ただ熱いだけではない。今や中日のポイントとなっている「井端・荒木」の二遊間コンビを育てたのも、この福原コーチである。指導力もただ者ではない。

そんな福原コーチにとって、今年は特に期するものがあるようだ。2004年、福原コーチは三塁コーチャーズボックスに立っていた。しかし、その年の阪神は4位。福原コーチは責任を感じ、契約更改時に自ら「一塁にまわしてくれ」と申し出たという。

そして今年。福原コーチは、「やるんだ!」という熱い思いを持って一塁コーチャーズボックスに立っている。その思いは、十分にチームを鼓舞し、選手に伝わっていると思う。

実は私も、福原コーチを見て奮い立っている一人だったりする。阪神ビハインドのゲーム展開でも、一塁で「あきらめへんぞ!」と選手を鼓舞する福原コーチを見て、「今日は逆転いけるんちゃうか?」と思ったりする。

とにかく、この人の存在は今の阪神にとって大きいと思う。皆さんも一度、一塁コーチャーズボックスに立つ福原峰夫守備走塁コーチに注目してみてほしい。
夕刊フジに、こんな記事が。

『阪神Xデーは10月4、5日?争奪戦過熱は必至』

 快調に白星を重ねるセ・パ交流戦を受けて、阪神ファンやチケットハンターが本格的に動き出した。甲子園で行われる9月から10月にかけての試合のチケットが、6月に入って急激に売れ行きを伸ばしていることが分かった。巷の『Xデー』予想はズバリ、10月4、5日の横浜戦である。

 交流戦で阪神は19勝12敗2分と貯金を増やし、中日を抜いて今では2位ヤクルトに2ゲーム差をつけて首位。これが気の早い阪神ファン、先物買いのチケットハンターの購買意欲に火をつけた。「6月に入って急に秋口のカードが売れ出したんです」と営業担当者。では、どのカードが売れているのか。

 9月17、18日のヤクルト戦、19日の中日戦は土曜、休日と重なっていることもあってレフト側上段の自由席を除いて完売状態で、「すでに4万人以上は売れている」。だが、担当者が最も注目しているのは10月4、5日の横浜戦。平日にかかわらず、すでに2万5000席前後が市場に出ている、というのだ。

(中略)

 今後、阪神が勝ち星を増やすごとに、『Xデー』をめぐるチケット争奪戦は過熱しそう。だが、逆に“暴落”の目があることは言うまでもない。 (記事終了)

・・・

阪神ファンは気が早いのである(爆)4月好調だと「今年は優勝!!」と意気込む(笑)シーズンがまだまだ残っていようが、そんなこと関係ない。それが阪神ファンなのだ。

9月の試合に、10月4・5日の試合・・・どれも異例の売上ですか・・・「優勝」という名のXデーが必ず来る事を、私は祈っている。それも、10月4日に来る事を・・・

何故10月4日なのかって?それは、この日のチケットを私が持っているからに他ならない(爆)夕刊フジに書かれていた「気の早い阪神ファン」・・・これはズバリ、私にも当てはまっているのだ(笑)

私は、典型的な阪神ファンである。

中村紀洋論

2005年4月5日 野球
昨年、メジャー挑戦を表明し海を渡った元近鉄・中村紀洋。メジャーの夢を追いかける・・・そう言ってドジャースに入団。

マイナーかメジャーか。がけっぷちの所にいた彼は、オープン戦で必死になる。ホームランも打ち、打率も残した。「さあ、開幕メジャーか?」の希望が見えてきた。

が、結局はマイナー通告。そしてそれに対し、ノリは「これだけオープン戦で結果を残してマイナー通告とは心外。メジャー他球団や日本復帰も視野に移籍も考える」と発言。

ノリよ、所詮それぐらいの男だったという事か。マイナーが不服だから移籍?日本復帰?笑わせてくれるではないか。「メジャーの夢」とはノリにとって一体何なのか?契約も厳しい大リーグ。それの兼ね合いで「成績が良くてもマイナーがあり得る。逆に成績が悪くてもメジャー開幕があり得る」ということは日常茶飯事だろうが。

それも承知、全てを飲み込んで「夢」実現の為に海を渡ったのではないのか?ノリ。それが、ちょっと希望が通らないからといって「移籍。日本復帰」を言い出すか・・・ふざけないでいただきたい。

今、メジャーで活躍している野茂や田口・木田なども、そういうプロセスを乗り越えて、本場の舞台で頑張っているのではないか。落ちても落ちても上がろうとする気迫で、頑張ってきたのだし今も頑張っているのだ。

ところがノリ。希望が通らないから?納得がいかないから?「マイナーはお断り」・・・はっきり言おう。アホか。なぜ這い上がる努力をしない。勘違いも甚だしい。ノリ、あなたは「一流」ではないのだ。本場では「どこにでもある1つの『駒』」に過ぎないのだ。どこかの前オーナーではないけれど、この場合は「身分をわきまえろ」という言葉を当てはめていいと思う。今のノリは、日本に来るワガママな外国人助っ人と何ら変わりない体たらくだ。

それと、「夢」を追いかけたいと言って渡米しときながら、なぜ易々と「日本復帰」という言葉が言えるのか?そんな程度の「夢」だったのか?2・3年が過ぎての「日本復帰検討」なら分かる。しかし、ノリはまだ2・3ヶ月しかたっていないのだぞ。

「ノリの夢」を実現させてやりたい・・・と思って送り出した日本のファン・関係者の思いは、一体なんだったのか?・・・日本球界を愚弄するにも程がある。日本のプロ野球は、ハローワークではない。

中村紀洋、あなたには失望した。
今日は4月1日、そう、「4月バカ」の日。

そして忘れちゃいけないのが、セリーグ開幕の日。

今年もまた、ワクワクドキドキの日々が始まるのである(「イライラ胃が痛い日々の始まり」とも言える。苦笑)。

12年ぶりの本拠地開幕である我が阪神だが、開幕戦は弱い。今日も案の定1−6でヤクルトに敗戦。ガッカリ・・・まあ、優勝した1985&2003も開幕戦は黒星だし・・・気にすることはない・・・と思いたい(笑)

そういや1985の開幕戦(対広島)に至っては、勝ち越しランナーの北村がなんと「隠し球」でアウト。その後、広島にサヨナラ負けを喰らうというとんでもない開幕であった(苦笑)そんな年でも優勝したのだ。しかも日本一!!

今年こそは日本一、いや、アジア一を奪取!!

さて、一応セリーグ順位予想を。

1・阪神
2・中日
3・広島
4・巨人
5・ヤクルト
6・横浜

阪神優勝は既定路線として、2はやはりオレ龍中日か。強力投手陣にウッズ加入の打線は脅威。3は広島。これは私的感情が入っていて、「市民球団頑張れ!」的な意味合いが(爆)4は巨人。今日の開幕戦も、もう「わざとか?」と思わせるくらいの毎度お馴染みリリーフ陣炎上を披露。投手陣に大いなる不安ありで、そんなに怖くない。5と6はまあ妥当なところだろう。

ともあれ、2005のシーズンは始まった。天下を獲るのだ、阪神よ!
今日はパリーグ開幕の日。

球界改革元年、いざスタート。注目の新球団・楽天が、ロッテを破り開幕戦で初白星。ん〜、なかなかやるではないか、楽天よ。ただ、シーズントータルではやはり苦しいか。私個人的にも楽天は下位を予想。新チームには盛り上がる為にも頑張って欲しいのだが・・・

ちなみに、私のパリーグ順位予想は・・・

1・ソフトバンク
2・西武
3・オリックス
4・ロッテ
5・日本ハム
6・楽天

Sバンクと西武の「2強構造」は致し方ないところ。問題は、プレーオフ進出ラインの3位争い。オリックス・ロッテ・日ハムは実力拮抗。どれが3位に来てもおかしくはないと思うのだが、まあここは智将・仰木監督率いるオリックスを一押し(地元・神戸の球団という「贔屓目」もあるのだが。苦笑)。ロッテはスンヨプさえ爆発すれば、打線は強力。日ハムは新庄次第か。あとセギノールが怖い。

とにもかくにも、今年のパリーグは目が離せない!

さて、今日は競馬では天皇賞(春)の前哨戦、日経賞(G?)の日。地方競馬の雄・コスモバルクの2005年初戦。

スタートからバルクは掛かり通し。2コーナーでは早くも先頭に立つ。そこでようやく折り合いがつくも、もはや勝負あり。最後の直線は余力無く後退、敗戦。ん〜、やはり「気性面」の成長が・・・。この気性では天皇賞の長距離は無理だ。その前に、地方所属なので天皇賞に出れるのかが問題だが。

思い切って、マイル〜中距離路線を歩んでみてはどうか?安田&宝塚記念なら好勝負必至と思うが。とは言っても、長距離の菊花賞では僅差の4着と粘っているし・・・何とも難しい馬だ(苦笑)キングヘイローを思い出してしまう。要は「気分良く走れるかどうか」の1点だけなのだ。「気性面」さえ落ち着けば、どの距離でもいけるはず。今後も注目。

球春到来に春のG?戦線も近し。面白くなってきた。
2月1日と言えば、プロ野球キャンプインの日である。プロ野球選手にとってはこの日が正月。いよいよ改革元年の球界が動き出した。

各球団様々な注目点があるのだが、やはり気になるのは我が阪神。メジャーへのポスティングでもめにもめていた井川も、「今年はメジャー封印」ということで決着。猛虎のエースとして、気分を切り替えて頑張っていただきたい。

その井川。今年の成績がイマイチであれば、「ポスティングとか言い出すからそんな成績になるんじゃ!!ボケェーー!!」との声が噴出するのは必至。さらには、日本でヘボい成績ではメジャーでの評価も低くなる訳で(ただ、左投手の不足に悩むメジャーでは、それほど低くはならないかも)・・・一刻も早くメジャーへ行きたい井川にしてみると、日本球界にいる間は、絶えず好成績を残さなければいけないことになる。個人的には、井川なら15勝以上は毎年勝てると思ってはいるのだが、果たして!?

とりあえず「今年は」決着した井川ポスティング騒動。まあ、来年以降もこれでもめ続けるのは目に見えているのだが(苦笑)このポスティング制度も含めて、早急なドラフトやFA改革がとにかく必要。球界再編&改革はまだ始まったばかりなのだ。

さてさて、新球団楽天のキャンプには、報道陣が300人以上詰め掛けているらしい。その数は、巨人長嶋監督や阪神野村監督の時よりも多いとか。やはり新球団だけあって、注目度は高い。

その楽天、ルーキー一場が素晴らしい仕上がりだそうで。裏金問題など何かとゴタゴタした経緯がある一場だけに、早速気合いが入っているのだろう。一場を見た梨田さん(近鉄最後の監督)が「一場はバズーカ砲のようだ」と言って絶賛したとか。

一場のみならず、楽天の選手は軒並み好仕上がりで、これには田尾監督も「やれる!!」と早くも手応えを感じたらしい。「やるからには優勝。悪くてもプレーオフ」という目標の田尾監督。これは監督として当然だと思う。戦うからには「全部勝つ」意気込みでやらないと。

そういや、ノムさんが阪神監督就任時に「とりあえず最下位脱出」という目標を掲げたものの、結局は3年やって最下位脱出が出来なかったということがあったなー(苦笑)やはりこの目標では、選手もファンもモチベーションはあがらない。ノムさんが阪神の選手に残したものは大きいと思っているので、私的にはノムさんを評価しているのだが、今思うとこの「最下位脱出」という目標はあまりにも低すぎて、戦う集団としてはマズい目標だった(苦笑)

「優勝かプレーオフ」を目標に掲げた楽天。球界を盛り上げる意味でも頑張って欲しいとは思うが・・・私的には苦戦すると思っている。投手では、岩隈や一場などの駒はあるが、それでも不足。打線もいかにも苦しい感じが否めない。頼りは外国人になるが、外国人頼みのチーム編成は大いに危険だ(これは、「外国人頼み」でしくじった阪神暗黒時代を見ても分かる。爆)。予想としては、50勝ラインぐらいで2005シーズンを終えると思うが、どうだろうか?

何はともあれ、キャンプ情報に注目する毎日が続きそう。と思っていたら、「大阪で新球団設立構想」とのニュースが!来ましたな。球団数増加大歓迎の私には、嬉しい限りのニュース。

野球の話

2004年10月6日 野球
ライブドアVS楽天の「仁義なき杜の都決戦」、今日はNPBによる公開ヒヤリングが行われた。堀江・三木谷両社長とも、ライバルに打ち勝つべく東北行脚を敢行。そんなこともあって、色々と世の注目を浴びているこの2社だが、『どちらが新規参入してほしいか』という世論調査では、圧倒的にライブドア。そりゃそうだろう。楽天も「新規参入」してくれるのは大歓迎だが、どうも「ライブドア崩し」にかかっている気がしないでもない・・・「後ろでナベツネのおっさんが糸を引いているんだ」「純粋な気持ちの新規参入ではない」との街の声もチラホラ。「後だしジャンケン」の印象が強いだけに、真偽がどうであれ楽天が悪役に見られるのは仕方のないところか。

私も『どちらが新規参入してほしいか』と聞かれた場合はTシャツ堀江ライブドアに1票だが、「どちらが選ばれるか」じゃなくて「どっちも選べ」というのが私の理想。パリーグ7球団でもいいじゃないか。いっそのこと、「ノムさんシダックス」をセリーグに入れて「セパ7球団」でもいいじゃないか。数年後には「新潟アルビレックス」だって参入を予定しているのだから。「セパ7〜8球団」が一番面白いと私は思っている。

さて、一方で肝心のペナント。パリーグはプレーオフ大成功で大盛り上がり。そして、セリーグはオレ流中日の優勝。優勝しても意外と冷めているDファンは多いと聞く。「中日を裏切って巨人に行った落合が許せない」と思っている中日ファンが多くいるのが原因だ、とにかく地味過ぎるのが原因だ・・・などなど聞くが、峰竜太も加藤晴彦も大喜びしていることだし、やはり多くのDファンにとってはたまらない優勝であることは違いないだろう。

いくら監督が嫌いといっても、応援するチームが優勝したのを喜ばないファンなんぞいないと思うのだが、これいかに?まあ、今回の優勝で決定的になったのは、落合信子夫人の影響力が強まったことぐらいか(笑)ふくし君、数年後に中日ドラフト1位入団決定とか(爆)・・・冗談はさておき、オレ流落合監督&中日スタッフには今季はしてやられた。見事だったと思う。

最後に我が阪神。去年の今頃、とにかく阪神フィーバーだったが、王座を追われた今年は嗚呼!なんと寂しいことか(涙)伊良部解雇、アリアス「巨人へ行くぞ」の爆弾発言・・・聞こえてくるのは暗い話ばかり。井川のノーヒットノーランが唯一の救いだが、やはり天下を獲らないとあきません。岡田監督、頑張ってくれよ!ほんまに!

日本球界 激震

2004年7月8日 野球
もはや1リーグ制導入が待った無しのところまできている。

私は1リーグには反対だ。「魅力的なカード・今までなかったカードが増える」「球団減により選手(プレー)のレベルが凝縮され向上する」「球団数は8〜10が理想であり、赤字球団も黒字転換が望める」・・・などなど、1リーグ導入のメリットが言われているが、そんなメリットよりデメリットの方が圧倒的に多い気がするからだ。

第一に、消化試合が増える危険性が大であること。シーズン途中に特定1、2球団がぶっちぎってしまった場合、他の8球団のゲームは興味が湧かない試合になってしまう。

第二は、球団数減による「ファン離れ」「野球人口減少」の懸念。西武・堤オーナーやナベツネは「3軍を作り、アマとの交流を加速させる」としている。理屈上では「3軍を作るから、1・2・3軍全部で30チーム。今の1・2軍24チームより増える」ことになる。そして2・3軍は、プロ野球空白県で積極的に試合をすることで地域振興、アマ交流で球界変革という構想らしい。確かにそうすれば、野球界の底辺は広がるかもしれないし地域振興にもなるだろう。しかし、目指すべき最高峰が12球団ではなく10球団しかないというのは、あまりにも選択肢が狭すぎる。Jリーグのように、多くの球団がある=数ある選択肢があってこその3軍構想ではないのか。数ある選択肢があるからこそファンは熱狂するのではないのか。数ある選択肢があるからこそプロ野球を目指す選手が増えるのではないのか。最高峰が魅力がない、ましてや削減となれば、底辺の成功などありえないしファンは増えない。

第三は、3軍構想の懸念。前述で書いているが、3軍を作ることは否定しない(もっとも、しつこいようだが球団削減はせずにが前提)。だが、ただでさえ火の車の球団が多い日本球界が、新たに3軍を抱える力はあるのかが疑問だ。下手をすれば、3軍を作ったから余計に経営が苦しくなる球団が出てくるかもしれない。今は3軍構想の前に、巨人におんぶに抱っこの球界体質を改善することの方が先決だ。

第四は、「飽き」の問題。1リーグでは「巨人対ダイエー」「阪神対日ハム」など、今までにないカードが出来て新鮮味があるかもしれない。しかし、そんな新鮮味も初めの1、2年だけ。その後は当たり前になるのだ。日本シリーズがなくなることを考えると、1リーグの新鮮味も次第に飽きられるのではと思う。

第五は、ファンの問題。ファンにとって、自分の贔屓の球団が「消滅する」ということはとてつもなく重大な事であり、信じられないことなのだ。今回、大阪近鉄とオリックスは今まさにその局面であるが、単に引っ付いたからと言って、では来年からは新球団を応援します!・・・とは、ファンにはそう簡単にいかないのである。ファンにとって、応援すべき愛すべき球団は「大阪近鉄」であり「オリックス」なのだ。「オリックスバファローズ」ではないのだ。

つらつらと素人考えを書いてみたが、やはり1リーグは反対である。そして、1リーグ制の導入うんぬんの前にもっと反対なのが、今回の騒動の中心・オーナー達の「やり口」である。経営者としての考えだけをゴリ押しして、ファンや選手を無視する姿勢。赤字を黒字にすることが大切なのはわかるが、野球・球団は単なる宣伝媒体だけでないということを全く理解していない。野球はスポーツであり、文化である。そこには頑張る選手がいて、それを支えるファンがいるのである。そんなことお構いなしで、球団を単に「子会社の整理」的に扱うオーナー達。全くおかしいと思わずにはいられない。唯一、今回の騒動の中では広島・松田オーナーの「あまりにも経営者サイドで話が進みすぎではないか?」という疑問符の言葉だけが、まともな発言だった。

もっと選手やファンから意見を聞き、1年や2年時間をかけて、その上で「1リーグやむなし」の結論であれば、私は納得する。ところが、話は密室でどんどん進むばかり。そして唐突に出てきた1リーグ制。これでは納得できない。今後、球界がどの方向に向かっても私は野球ファンをやめる気はないが(悲しいかな野球馬鹿)、今のままでは非常に危険だ。球界の未来が暗い気がしてならない。野球ファンとして、過去にない危機感を今、私は抱いている。
いきなり出てきた大阪近鉄とオリックスの合併話。オリックス主導で話が進んでいるという。正直なところ、「致し方なし」という思いと「納得できない」という思いが半々といったところか。

「致し方なし」と思う理由。親会社としては先行き厳しい赤字会社を処理するのは当然の事であり、経営者側の立場とすると仕方のないという思いがあった事。また、多くの球団が赤字を抱える中、こういった球界再編の動きは避けられないだろう・・・と、薄々思っていた事。が!しかしである。

そうは思っていたとはいえ、やはり「納得できない」の思いが。球団は努力していたのか・・・という点にだ。今回の渦の中心、近鉄上層部には以前から疑問を持っていた。命名件騒動もそう、ローズ問題もそう、その他諸々・・・毎度毎度の「現場無視・ファン無視」かつ「ビジョンの無さ」。責任を感じない経営ぶり。小手先ばかりでやってきた印象がぬぐえない。身売りならともかく、合併となれば「バファローズ」の冠は消えるであろう。球団そのものが消えるのである。南海がダイエーになった時とは訳が違う。バファローズは「消える」・・・近鉄ファンは憤懣やるかたない思いだろう。一方の相手、オリックスにも納得できない思いがあるのだが、それについてはもう少し合併話の詳細が見えてきてから述べたいと思う。

ただ、はっきりと言えるのは、こういうきな臭い話は必ずと言っていいほど「ファン無視」である。球団もしくは親会社上層部の政治的決着で終わってしまう。残念でならない。

今日、この合併話を聞いて、ふと頭をよぎった光景がある。大阪球場、「南海ホークス」としての最後の試合。試合終了後、満員のスタンドを前に南海の選手達が涙を流し、手を振ってファンとの別れを惜しんでいる。主砲・門田も涙が止まらない。今は亡き杉浦監督も感極まった表情をしている。スタンドでは緑色の南海の帽子を被ったオヤジが号泣している。子供も泣いている。みんな泣いている。あの試合を放送した野球中継は、何とも切なかった。私はそれを見て子供ながらにジーンと来たのを覚えている。