大相撲一月場所七日目 観戦
1/14(土)に、両国で大相撲一月場所七日目を観戦してきた。

今回も、いつものようにF氏と観戦。午後1時過ぎには国技館へ入場。早速、所定の桝席に陣取る。

この日の桝席の場所は、NHK実況席の目の前。実況アナウンサーと解説の親方が、すぐ後ろに間近に見える。一番印象に残ったのは、幕内の取組みから解説に入った元・琴の若の佐渡ヶ獄親方。つい先日引退し、定年の先代・佐渡ヶ獄親方の跡を継いだばかりの親方だ。

まだ髷もそのままで、スーツ姿が初々しく見えた。解説も、鬼のように吹き出る汗を拭きながら、丁寧にされていた印象だった。とにかく、現役時代は体格の大きかった親方。この日も大きい体格はそのままだったが、顔はかなりの男前。イケメンで、爽やかな印象を受けた。

佐渡ヶ獄部屋は琴欧州を筆頭に勢いがあるので、親方にも是非この勢いを維持して頑張っていただきたい。先代・佐渡ヶ獄親方は数ある名力士を育てた名将だったが、新・佐渡ヶ獄親方なら名将になれると思う。頑張ってほしい。

さて、午後1時過ぎに国技館に入った私は、しばらくして弁当が欲しくなり、売店へと向った。売店で「どの弁当にしようか?」と思案していると、にわかに周りから歓声が。「なんや?」と思い振り返った瞬間、目の前をロボット・高見盛が走って通過していった。どうやら、国技館入りして支度部屋へ向っている様子だった。

1メートル圏内で「生高見盛」を見た訳だが、体格はやっぱり大きかったが、背はさほど大きくなかったように思う(私が183cmあるからかも知れないが。一応、高見盛公称データは、身長188cm・体重137kg)。

ただ、土俵上と同じで、とにかく動きがギコチナイ。走り方が本当に「これでもか!」というくらいギコチナイ。正に「ロボット」と言われる所以を見たような気がする。

でも、あのキャラはなかなかだと思う。低迷する相撲界にとっては、大切にしなければいけないキャラだ。あとは、高見盛にもう少し「強さ」が備われば、もっと人気が出ると思うのだが(幕内力士なので、それなりに強いのだが。個人的には、三役定着ぐらいの力士になってほしい)。角界の為にも、高見盛には頑張ってもらいたい。

ちなみに、私が買った弁当は「高見盛弁当」。間近で当人を見たということもあるが、残っていた弁当が「高見盛弁当」か「琴欧州弁当」しかなく、一緒に行ったF氏が「琴欧州弁当」を選んだというのも理由の一つだ。

国技館館内では、力士の名前がついた弁当が売られているのだが、個人的にはどの弁当も結構美味しいと思う。弁当の中身は、力士の出身地方にちなんだ食材が入っている。相撲観戦に行かれる際は、一度ご賞味してみてはいかがだろうか。

さて、取組みのほうだが、この日は大体が順当な結果に落ち着いた。残念なのが、魁皇の不調ぶり。魁皇はこの日も負けて、結局翌日から休場となってしまった。そして、応援している千代大海にもガッカリ。またも引いてしまって、土俵を割る力無い取組みで敗戦・・・千代大海も、翌日から休場となってしまった。

2人とも、これで次の場所はまたもカド番。頼むで全く・・・千代大海は、どうもケビン山崎氏(オリックス・清原のトレーニングも担当)のところでトレーニングをするようになってから、おかしくなってしまった気がする。相撲に合ったトレーニングが出来ているのだろうか・・・

魁皇に至っては、ちょっとヤバイ空気だ。下手したらこのまま引退してしまうのでは・・・と思ってしまうぐらいの力無さ。豪快な魁皇はどこへ。もう一度、何とか立ち直ってほしい。一年の締めくくりである九州場所では、地元・魁皇への声援は絶大なものがある。あの声援を思い出して、魁皇には復活へ向けて頑張ってほしい。

一方、朝青龍や琴欧州を筆頭とした外国勢の強さは相変わらず。とにかく、取組みに迫力がある。見ていても、思わず「強いなぁ」と唸ってしまう取組みが多い。

「外国人力士が増えて、魅力が無くなった」という論調がたまに出てくるが、私はそうは思わない。国籍関係なく、強い力士が上位の位へと上がる。これが当たり前なのだ。相撲を見る以上、素晴らしい取組みを見たいし、迫力ある取組みを見たいのだ。強い力士が外国人でも、全然構わないではないか。

現に、外国人ではあるが琴欧州への館内の声援は、力士の中で一番大きいし、ちょっとヒールな感じではあるが朝青龍の強さは誰しも認めている。以前は「横綱」の品位を汚す行為が多かった朝青龍に対して、私も「?」な見方をしていたが、ここ最近は朝青龍の相撲に対する熱い思い・姿勢を知るようになって、逆に私は彼を応援するようになった。

問題は、「日本人力士の台頭が無い」という点ではないだろうか。ここに2人ぐらい日本人横綱や大関が新たに出てくれば、相撲は相当盛り上がると思うのだが。こう考えているので、魁皇や千代大海あたりが不甲斐ないのが余計に歯痒いのだ。

この日も、朝青龍は同じモンゴル出身・時天空を豪快に投げつけ、圧勝。もう強すぎる!早く、朝青龍と対等に取り組める力士(特に日本人)に出てきてほしい。
大相撲九月場所十三日目 観戦
9月23日の金曜祝日、両国へ行ってきた。目的はもちろん、大相撲観戦。

25歳という年齢で大相撲ファン・・・というのは、なかなかシュールなのだろうか(笑)私と同い年の友達には、2人しか大相撲馬鹿はいない。今回はその内の一人、中学時代からの友達・F氏と共に観戦。

今場所は「琴欧州」が大ブレーク!十三日目まで無傷の12連勝、単独トップ!これを、横綱・朝青龍と稀勢の里の2人が2敗で追う。

しかも、運のいいことに十三日目は朝青龍と琴欧州が結びで直接対決!稀勢の里が敗れ、琴欧州が朝青龍に勝つと、琴欧州の優勝が決まるという運命の一日!

当日、F氏と両国駅西改札で待ち合わせ(F氏は東京在住)。今回で両国大相撲観戦は2度目だが、慣れとは恐ろしいもので、もう気軽な感覚で「両国西改札で待ち合わせな〜」となっているところが怖い(笑)まるで、地元・神戸三宮や大阪梅田の駅改札で待ち合わせしているような感覚。東京は私にしてみると、完全な「アウェー」なんですが・・・

F氏と合流後、早速国技館内へ。着いた時間は午後1時半。館内はまだガラガラで、土俵上は「三段目」の取組みが行われていた。今回確保した「桝席C」に座り、弁当を食べながら観戦スタート。ちなみに、弁当は館内で売られている「千代大海弁当」。館内では他にも「朝青龍弁当」「栃東弁当」などなどが売られていて、私は応援している千代大海をチョイス。これがソコソコ美味い。

「桝席」の話をすると、桝席は「一桝4人掛け」となっている。なので、一桝買うと必然的に4人分のチケットがついてくる。もちろんバラ売りもあるようだが、その場合は同じ桝内で知らない人と同席観戦ということになる。

私達は、いつも(と言ってもまだ2回目だが)一桝分チケットを確保しておいて、そこを2人で座っている。桝席は4人座れるとはいえ、これが結構狭い。なので、4人分のスペースを2人で使っているのだ。その分、一人あたりのチケット代は高くつくが、ゆったり座れることを思うとしょうがない。

さて本論に。三段目や幕下の取組みをシュールでディープな目線で観戦。無名な力士ばかりだが、それでもかなり面白い。たまに出てくる外国人力士は、幕下でもやっぱり強い。いい取組みをしていた。

取組みも十両・幕内へと進んできた。十両の取組み前に、館内ラジオを借り、それを聞きながら観戦することに。館内ラジオは、昔テレ朝系でやっていた「大相撲ダイジェスト」でお馴染みの山崎アナウンサーがMCを担当。解説の親方と共に、さぞや深い実況が聞けると思いきや・・・

これがまた「ゆるい」(爆)喫茶店で会話しながらの実況みたいな感じ(笑)目の前の取組みそっちのけで、解説の親方と昔話に熱中!「あぁ、もう時間ですね〜」とか言って、実況はそっちのけ(笑)あまりに話に熱中するあまり、山崎アナが親方に「もう時間ですよ〜」と言われて初めて気付くシーンも。

一番の爆笑だったのは、幕内で白露山(ロシア出身)が出てきた時。白露山は23歳で同じ幕内にいる露鵬と兄弟なのだが、白露山の頭髪(まげ)が薄い。昔いた琴稲妻並みに薄い。兄貴の露鵬はバッチリ髪があるのだが。

こうなると、白露山取組み時の山崎アナと親方は、話題が「頭髪の薄さ」に話題が集中!

山崎:これは頭髪が薄いですね〜。まだ白露山は若いのですが。
親方:ほんとに薄いですねぇ。
山崎:これは将来、まげが結えなくなるのでしょうか。過去にそのような力士はいたかなぁ〜?
親方:一応はまげが結えなくなっても大丈夫なんですが。
山崎:それにしても薄いですね〜。
親方:まあ、最近は髪の毛関係でとても良いものが出てますから、大丈夫なのではないでしょうか。
山崎:あっ、もう時間ですか?ああ、時間ですね。立会いです。

こんな感じでラジオが展開される!もう爆笑!しかも、山崎アナも親方も「淡々と」話を進めていくので、これがまた面白い!こんなスポーツ実況は初めて(笑)単に相撲好きのトークであった。

ちなみに、ネタにされた白露山だが、かなりの努力家のよう。インターネットを通じてロシアの大学の卒業資格も取得したそうだ。そして、最近は弁護士関係の本を読んで色々と知識を深めているのだとか。

今回の館内ラジオを聞いていて、一気に白露山が身近に感じられるようになった(笑)頑張れ!白露山!本名、ボラーゾフ・バトラズ・フェーリクソヴィッチ!(長い)

このように、館内ラジオに酔いしれているうちに、気付けばいよいよ結びの一番。朝青龍VS琴欧州!館内は大歓声に!もの凄い数の懸賞が懸かっている!私もF氏も、興奮状態に!

琴欧州が優勝決めるか!?それとも、横綱の意地か!?いざ勝負!!

琴欧州、ドンドンと前に出て横綱を追い詰める。対する朝青龍は、それを上手く交わし続ける。が、一瞬の隙をついて琴欧州が攻め立て、朝青龍は背中を向けてしまった!!これで琴欧州か!!と思った瞬間、横綱は素早くくるっと回って態勢を立て直し逆襲!最後はクビから琴欧州を土俵に投げつけて勝負あり!

いやぁ、凄い相撲!琴欧州の気迫と朝青龍の気合い!ちょっとの差だったが、やはり横綱強し!!前回観戦時も思ったことだが、朝青龍の雰囲気(オーラ)というのは凄い。他の力士とは、ちょっとレベルが違う感じさえする。

今回もそれを十分に感じた。個人的には、琴欧州優勝の瞬間が見たかったのだが、それは仕方ない。まあ、座布団を投げたい!というのもあったのだが(苦笑)

大興奮のうちに十三日目観戦は終了となった。そして、館内から出る時にもう一つの興奮が。通路を並んで外へ出ようとしていると、前から見覚えのある人が歩いてきて横を通って行こうとしている。次の瞬間、私は「あっ!あっ!あっ!」と思ったのだが、その人はすぐに横を通過してしまった。

F氏もその人に気付いていたようで、お互い顔を見合わせて一言。

「山崎さんやー!!」

そう、あの「ゆる〜い」実況をしていた張本人、山崎アナウンサーその人だったのである(笑)相撲ファン以外の人は、山崎アナを知らないと思うが、相撲馬鹿にしてみると山崎さんは超有名人。F氏と共に興奮の一瞬であった(笑)

出口付近には、外国人観光客にインタビューするNHKの有働アナウンサーを発見。間近で見てしまった。単なる「おのぼりさん」状態(笑)

ちなみに、この日十三日目の館内には、大の相撲ファンである林家ペー師匠も来ていた。いつも通り、ピンクの出で立ちで観戦!林家パー子師匠もいるかと思って、館内を望遠鏡で捜してみるものの発見できず。ペー師匠だけでの観戦だったのか?

観戦後は、両国国技館近くのちゃんこ屋で夕食。新たに友達2人も加わって、楽しいちゃんこであった。

今場所、優勝決定戦までもつれたが、最後は王者の貫禄・朝青龍優勝(6連覇)で幕を閉じた。琴欧州はとても残念だったが、まだまだこれから!精神的に強くなれば、綱取りも不可能ではないはず!朝青龍と琴欧州の「二強時代」になるかも知れない。あとは、日本人力士(特に大関勢)に頑張ってほしい。

2回目の両国大相撲観戦も、素晴らしいものとなった。
二子山親方、死去。早すぎる死。

私は親方の現役時代を知らないので、どちらかというと「若貴の親方」のイメージが強い。藤島部屋(後の二子山部屋)を率い、若貴の2人の横綱を始め、貴ノ浪・貴闘力・安芸の島などの名力士を輩出。一時代を築いた。まさに「名親方」であった。

最近は、若貴兄弟の不仲説や離婚騒動などでゴシップを賑わす機会が多かったが、そんなことで二子山親方の功績が汚れることはない。相撲ブームの火付け役ともなった親方である。これからも角界には必要な親方だったと思う。それだけに、早すぎる死が残念でならない。

今回の死去のニュースで、現役時代の親方の取組み映像がよく流れている。親方の現役時代を知らない私にとって、この映像はとても興味がある。どの取組みも、「最後まで諦めない」姿勢がにじみ出ており、素晴らしいの一言。今更ながら、感動している。若貴兄弟も、「最後まで諦めず顔から落ちてでも粘る」というのが信条であったのだが、なるほど親方の粘りをよく受け継いでいた訳だ。

今年1月の貴ノ浪断髪式に参加した親方のやつれた姿は、「熾烈を極める闘病生活」を物語っていた。厳しい状況は承知していたが、いざ死去の報に接すると、相撲ファンとして本当に残念でならない。相撲の取り口のように、土俵際もう一度粘りを見せてほしかったのだが・・・

角界のプリンスよ、永遠に。

両国初上陸

2005年1月26日 大相撲
1月22日(土)に、大相撲初場所14日目(両国)を観戦してきた。私にとってこれが初相撲観戦!!しかも、相撲の殿堂・両国!!さすがにこの日は、朝からワクワク感に包まれていた(小学生の遠足のようだ。苦笑)

感想を言うと、おもろい!!素晴らしいの一言!!やはり国技相撲、たまりません。幼少期からずぅーと相撲を見てきた私にとっては、本当に生観戦は面白い事この上なし!早くも、5月場所(両国)の観戦プランを考えているほど(笑)相撲馬鹿指数は、またも上昇した。

ただ、相撲人気低迷の一端が見えたことも事実。分かりやすく言うと、ちょっとまだ「殿様商売」気風が見られる。このあたりの改革は、角界にとって必要だと思う。近日中に、「初相撲観戦」のレポートをUPする予定。また見てやって下さい。

観戦後、やはり両国に来たからには「ちゃんこ」を食らわねば!・・・ということで、ちゃんこ屋で夕食。これが美味かった!!秀逸!!いやいや〜、なかなかのちゃんこで大満足。

たらふくちゃんこを食らい、翌23日(日)も東京で遊び、大満足で関西へ帰ってきた。なんと楽しい2日間だったのだろうか。しかし、やはり楽しさがあれば辛い事も。ちゃんこを食らい過ぎて体重が・・・(涙)ごっつぁんです。
大相撲千秋楽。あ〜あ千代大海よ、7勝8敗はあかん!!あかんぞ!!栃東の引退といい、千代大海の不甲斐無さといい、日本人力士が冴えない話題(最近こんな場所ばかりだが)が多かった今場所。魁皇が来場所に綱取りの夢を何とか繋げたのが、唯一のいい話題だった気がする。

一方で、モンゴル勢の新星・19歳白鵬が登場!スピード感ある取り口で、土俵を沸かせる。優勝も横綱(というか、もはや王者)朝青龍。黒海に露鵬といった外国勢も含めて、ここ数年の外国勢はもの凄い勢いだ。強い者が強い相撲を見せる・・・それは当然の成り行きであって、角界国際化歓迎のクチの私には、外国勢の躍進は当然のことだと思うし、嬉しい。

ただ、寂しいかな日本人力士にイマイチ明るい話題が無いのが、今の角界の悲しいところ。「ロボット高見盛」も話題性は十分で人気者なのだが、やはり「強さ」という点では・・・な訳で。やはり、「人気」もさることながら「強さ」を兼ね備えていないと。日本人力士の奮起を促したい(最近これをずっと言い続けている気がする)。

それにしても、今場所の白鵬は見事だった!

一方で今日は競馬・国際競走ジャパンカップデー。JRA初のG?同日開催。例年のジャパンCよりも盛り上がりはあったようで、今後もJCターフ&ダートの同日開催はあるかもしれない。

競馬(ジャパンC)の方は角界とは逆で、ここ数年日本勢の圧勝。今年も日本の圧勝。まあ、日本に来る外国馬の質にも問題ありなんだろうが(苦笑)しかし、「日本馬が勝ちすぎる」というのもこれはこれで私は面白くない(ここでもヘンコツ野郎な私)。『ジャパンCは外国馬にも頑張ってもらわないと』というのが私の持論で、毎年毎年上位独占が日本馬で占められると、「何のためのジャパンCやねん」と思ってしまう。

JRAも、もっと強い&多くの外国馬がジャパンCに来るように努力して欲しい。折角の国際競走なのだから。

ただ、ここで「馬券的見地」からすると、問題が発生する。『外国の強い馬=日本で好走』とは必ずしもならないのが、ジャパンCの難しいところ。全然実績に乏しい外国馬が、突然ジャパンCで激走するというのがしょっちゅうある。これは、予想する馬券購入者としては、配当的妙味では面白いものの、的中させるのは果てしなく難しい(苦笑)ただでさえ馬券的中に苦労しているというのに・・・

ところが、愚かな私はそんなジャパンCで、一発必中大穴を目指して真剣に予想して馬券を買うのである。当然のごとく、毎年撃沈している。案の定、今年も撃沈だ(涙)

競馬雑誌ギャロップに掲載されているあるコラムに、『真剣に予想すると馬鹿を見るレース、ジャパンカップ。今年も、ふざけた予想で真剣に馬券を当てていきたい』という一文があった。思わず読んで笑ってしまったが、競馬好きならよ〜〜くわかる一文だ(笑)

しかし、ジャパンCだけは本当に当たらない。来年こそは馬券ゲッツといきたいとこだが。その前に、次の週末のレースを当てろよ!(苦笑)

角界ニュ〜ス!

2004年11月15日 大相撲
昨日より大相撲九州場所開幕!一番の注目は、地元で綱取りを目指す魁皇だが、いきなり初日に土がついてしまった。ん〜・・・朝青龍と並んでもう一人横綱が必要だろうと常々思っている私にとって、初日黒星はガックシ(苦笑)

九州場所での魁皇に送られる声援は、ご当地という事だけあって、それはもう半端ではない。毎回毎回、魁皇の取り組みでは大声援&手拍子!人気低迷と言われて久しい角界にあって、この盛り上がりはすごいの一言。それだけに、私も九州場所での魁皇綱取りを期待し、角界人気の上昇にもなればと思っているのだが・・・まあまだ初日。勝負はこれからといったところか。

そして、私の一押しである千代大海にも、今場所こそは一発かましてほしい!川村ひかるは押して押してゲッツしたくせに、土俵上では引いてしまうのが彼の悪い癖(苦笑)とにかく、引き癖厳禁!!電車道で賜杯を狙え。

さて、九州場所開幕の角界。一方ではこんなニュースも。

『相手が悪かった!勝ノ浦親方殴打の男逮捕 福岡』

 14日午後1時半ごろ、福岡市博多区築港本町の福岡国際センター西側の歩道を歩いていた勝ノ浦親方(38)=元北勝鬨=に、自称・山口県下関市向洋町、無職の容疑者(34)が殴りかかった。親方は容疑者を取り押さえ、福岡県警博多臨港署に引き渡した。同署は傷害事件として調べている。
 容疑者は「むしゃくしゃしていたのでやった。誰でも良かった」と話しているという(毎日新聞)

まあしかし、「相手が誰でもよかった」とはいえ、ひと目でがたいがデカイとわかる親方にかかっていくのか??アホとしか言い様が無い。勝ノ浦親方は、不意打ちで顔に軽傷をおったものの、体勢を整えてからは一方的。ヘッドロックで取り押さえ、即座に警察官に引き渡したという。よりによって、元北勝鬨にかかっていくとは。黒色まわしが懐かしい。今回の一件、勝ノ浦親方にはとんだ災難だった。

一方でこの事件。私が気にくわないのが、「むしゃくしゃしていたのでやった」という理由。アホかこいつは。最近、こんな訳の分からん自分勝手な理由の事件が多すぎる。今回は傷害事件だったが、窃盗・薬物・婦女暴行・そして殺人に発展したり。全く許せない。こういう奴には、罪の軽重関係無しに厳罰にするべきと思うのだが。

ちょっと真面目な話になってしまったが、話は戻って角界。九州場所の成功&盛り上がりを、相撲ファンとして切に願う。球界が改革問題で揺れているが、角界も人気低迷などで、以前から結構な山場を向かえていたのだ。角界改革も急務だと思う。個人的には、親方株問題などの根本からの改革が必要だと思っているのだが。面白いことに、球界でもネックになっていた「ナベツネ氏」が、角界でも横審で絡んでいることは、何とも皮肉だ(苦笑)

そんな今の角界でまたもや問題が。「北の湖理事長 酒によって暴行疑惑」・・・この問題といい、貴乃花VS安芸乃島といい、こんなんで世間を賑わしている場合じゃないはずなのだが(苦笑)・・・とりあえず今場所、魁皇&千代大海頑張れ!!