中日との激しい首位争いを繰り広げている我が阪神。

連日、素晴らしいプレーを見せてくれる阪神の選手達。そんな選手達と共に、ベンチも一丸となって優勝の二文字へと突き進んでいる。

そんな阪神で、一際気迫溢れるアクションでチームを鼓舞する男がいる。それは、一塁コーチャーズボックスに立つ福原守備走塁コーチだ。

タイムリーを放った選手が一塁にやってくれば、気合い満点の凄い表情&アクションで選手に賛辞を送る。

一塁上、「アウトかセーフか」の微妙な判定の時は「セーフ!セーフ!セーーーフ!!!」と、激しいアクションで審判にアピール。時には、どっちが審判なのか分からなくなることすらある(笑)

長打の時は「行けーーーーー!!!」と選手に猛アクション!

とにかく熱い!!

この熱さは、今に始まったことではない。阪神に入閣する前は、中日のコーチであった。その時から熱かった。フェアかファールかを巡って、橘高球審に激しく迫り退場を喰らっているほどだ(甲子園での阪神戦だったので、よく覚えている)。

そして、ただ熱いだけではない。今や中日のポイントとなっている「井端・荒木」の二遊間コンビを育てたのも、この福原コーチである。指導力もただ者ではない。

そんな福原コーチにとって、今年は特に期するものがあるようだ。2004年、福原コーチは三塁コーチャーズボックスに立っていた。しかし、その年の阪神は4位。福原コーチは責任を感じ、契約更改時に自ら「一塁にまわしてくれ」と申し出たという。

そして今年。福原コーチは、「やるんだ!」という熱い思いを持って一塁コーチャーズボックスに立っている。その思いは、十分にチームを鼓舞し、選手に伝わっていると思う。

実は私も、福原コーチを見て奮い立っている一人だったりする。阪神ビハインドのゲーム展開でも、一塁で「あきらめへんぞ!」と選手を鼓舞する福原コーチを見て、「今日は逆転いけるんちゃうか?」と思ったりする。

とにかく、この人の存在は今の阪神にとって大きいと思う。皆さんも一度、一塁コーチャーズボックスに立つ福原峰夫守備走塁コーチに注目してみてほしい。

コメント