大相撲九月場所十三日目 観戦
2005年9月27日 大相撲
9月23日の金曜祝日、両国へ行ってきた。目的はもちろん、大相撲観戦。
25歳という年齢で大相撲ファン・・・というのは、なかなかシュールなのだろうか(笑)私と同い年の友達には、2人しか大相撲馬鹿はいない。今回はその内の一人、中学時代からの友達・F氏と共に観戦。
今場所は「琴欧州」が大ブレーク!十三日目まで無傷の12連勝、単独トップ!これを、横綱・朝青龍と稀勢の里の2人が2敗で追う。
しかも、運のいいことに十三日目は朝青龍と琴欧州が結びで直接対決!稀勢の里が敗れ、琴欧州が朝青龍に勝つと、琴欧州の優勝が決まるという運命の一日!
当日、F氏と両国駅西改札で待ち合わせ(F氏は東京在住)。今回で両国大相撲観戦は2度目だが、慣れとは恐ろしいもので、もう気軽な感覚で「両国西改札で待ち合わせな〜」となっているところが怖い(笑)まるで、地元・神戸三宮や大阪梅田の駅改札で待ち合わせしているような感覚。東京は私にしてみると、完全な「アウェー」なんですが・・・
F氏と合流後、早速国技館内へ。着いた時間は午後1時半。館内はまだガラガラで、土俵上は「三段目」の取組みが行われていた。今回確保した「桝席C」に座り、弁当を食べながら観戦スタート。ちなみに、弁当は館内で売られている「千代大海弁当」。館内では他にも「朝青龍弁当」「栃東弁当」などなどが売られていて、私は応援している千代大海をチョイス。これがソコソコ美味い。
「桝席」の話をすると、桝席は「一桝4人掛け」となっている。なので、一桝買うと必然的に4人分のチケットがついてくる。もちろんバラ売りもあるようだが、その場合は同じ桝内で知らない人と同席観戦ということになる。
私達は、いつも(と言ってもまだ2回目だが)一桝分チケットを確保しておいて、そこを2人で座っている。桝席は4人座れるとはいえ、これが結構狭い。なので、4人分のスペースを2人で使っているのだ。その分、一人あたりのチケット代は高くつくが、ゆったり座れることを思うとしょうがない。
さて本論に。三段目や幕下の取組みをシュールでディープな目線で観戦。無名な力士ばかりだが、それでもかなり面白い。たまに出てくる外国人力士は、幕下でもやっぱり強い。いい取組みをしていた。
取組みも十両・幕内へと進んできた。十両の取組み前に、館内ラジオを借り、それを聞きながら観戦することに。館内ラジオは、昔テレ朝系でやっていた「大相撲ダイジェスト」でお馴染みの山崎アナウンサーがMCを担当。解説の親方と共に、さぞや深い実況が聞けると思いきや・・・
これがまた「ゆるい」(爆)喫茶店で会話しながらの実況みたいな感じ(笑)目の前の取組みそっちのけで、解説の親方と昔話に熱中!「あぁ、もう時間ですね〜」とか言って、実況はそっちのけ(笑)あまりに話に熱中するあまり、山崎アナが親方に「もう時間ですよ〜」と言われて初めて気付くシーンも。
一番の爆笑だったのは、幕内で白露山(ロシア出身)が出てきた時。白露山は23歳で同じ幕内にいる露鵬と兄弟なのだが、白露山の頭髪(まげ)が薄い。昔いた琴稲妻並みに薄い。兄貴の露鵬はバッチリ髪があるのだが。
こうなると、白露山取組み時の山崎アナと親方は、話題が「頭髪の薄さ」に話題が集中!
山崎:これは頭髪が薄いですね〜。まだ白露山は若いのですが。
親方:ほんとに薄いですねぇ。
山崎:これは将来、まげが結えなくなるのでしょうか。過去にそのような力士はいたかなぁ〜?
親方:一応はまげが結えなくなっても大丈夫なんですが。
山崎:それにしても薄いですね〜。
親方:まあ、最近は髪の毛関係でとても良いものが出てますから、大丈夫なのではないでしょうか。
山崎:あっ、もう時間ですか?ああ、時間ですね。立会いです。
こんな感じでラジオが展開される!もう爆笑!しかも、山崎アナも親方も「淡々と」話を進めていくので、これがまた面白い!こんなスポーツ実況は初めて(笑)単に相撲好きのトークであった。
ちなみに、ネタにされた白露山だが、かなりの努力家のよう。インターネットを通じてロシアの大学の卒業資格も取得したそうだ。そして、最近は弁護士関係の本を読んで色々と知識を深めているのだとか。
今回の館内ラジオを聞いていて、一気に白露山が身近に感じられるようになった(笑)頑張れ!白露山!本名、ボラーゾフ・バトラズ・フェーリクソヴィッチ!(長い)
このように、館内ラジオに酔いしれているうちに、気付けばいよいよ結びの一番。朝青龍VS琴欧州!館内は大歓声に!もの凄い数の懸賞が懸かっている!私もF氏も、興奮状態に!
琴欧州が優勝決めるか!?それとも、横綱の意地か!?いざ勝負!!
琴欧州、ドンドンと前に出て横綱を追い詰める。対する朝青龍は、それを上手く交わし続ける。が、一瞬の隙をついて琴欧州が攻め立て、朝青龍は背中を向けてしまった!!これで琴欧州か!!と思った瞬間、横綱は素早くくるっと回って態勢を立て直し逆襲!最後はクビから琴欧州を土俵に投げつけて勝負あり!
いやぁ、凄い相撲!琴欧州の気迫と朝青龍の気合い!ちょっとの差だったが、やはり横綱強し!!前回観戦時も思ったことだが、朝青龍の雰囲気(オーラ)というのは凄い。他の力士とは、ちょっとレベルが違う感じさえする。
今回もそれを十分に感じた。個人的には、琴欧州優勝の瞬間が見たかったのだが、それは仕方ない。まあ、座布団を投げたい!というのもあったのだが(苦笑)
大興奮のうちに十三日目観戦は終了となった。そして、館内から出る時にもう一つの興奮が。通路を並んで外へ出ようとしていると、前から見覚えのある人が歩いてきて横を通って行こうとしている。次の瞬間、私は「あっ!あっ!あっ!」と思ったのだが、その人はすぐに横を通過してしまった。
F氏もその人に気付いていたようで、お互い顔を見合わせて一言。
「山崎さんやー!!」
そう、あの「ゆる〜い」実況をしていた張本人、山崎アナウンサーその人だったのである(笑)相撲ファン以外の人は、山崎アナを知らないと思うが、相撲馬鹿にしてみると山崎さんは超有名人。F氏と共に興奮の一瞬であった(笑)
出口付近には、外国人観光客にインタビューするNHKの有働アナウンサーを発見。間近で見てしまった。単なる「おのぼりさん」状態(笑)
ちなみに、この日十三日目の館内には、大の相撲ファンである林家ペー師匠も来ていた。いつも通り、ピンクの出で立ちで観戦!林家パー子師匠もいるかと思って、館内を望遠鏡で捜してみるものの発見できず。ペー師匠だけでの観戦だったのか?
観戦後は、両国国技館近くのちゃんこ屋で夕食。新たに友達2人も加わって、楽しいちゃんこであった。
今場所、優勝決定戦までもつれたが、最後は王者の貫禄・朝青龍優勝(6連覇)で幕を閉じた。琴欧州はとても残念だったが、まだまだこれから!精神的に強くなれば、綱取りも不可能ではないはず!朝青龍と琴欧州の「二強時代」になるかも知れない。あとは、日本人力士(特に大関勢)に頑張ってほしい。
2回目の両国大相撲観戦も、素晴らしいものとなった。
25歳という年齢で大相撲ファン・・・というのは、なかなかシュールなのだろうか(笑)私と同い年の友達には、2人しか大相撲馬鹿はいない。今回はその内の一人、中学時代からの友達・F氏と共に観戦。
今場所は「琴欧州」が大ブレーク!十三日目まで無傷の12連勝、単独トップ!これを、横綱・朝青龍と稀勢の里の2人が2敗で追う。
しかも、運のいいことに十三日目は朝青龍と琴欧州が結びで直接対決!稀勢の里が敗れ、琴欧州が朝青龍に勝つと、琴欧州の優勝が決まるという運命の一日!
当日、F氏と両国駅西改札で待ち合わせ(F氏は東京在住)。今回で両国大相撲観戦は2度目だが、慣れとは恐ろしいもので、もう気軽な感覚で「両国西改札で待ち合わせな〜」となっているところが怖い(笑)まるで、地元・神戸三宮や大阪梅田の駅改札で待ち合わせしているような感覚。東京は私にしてみると、完全な「アウェー」なんですが・・・
F氏と合流後、早速国技館内へ。着いた時間は午後1時半。館内はまだガラガラで、土俵上は「三段目」の取組みが行われていた。今回確保した「桝席C」に座り、弁当を食べながら観戦スタート。ちなみに、弁当は館内で売られている「千代大海弁当」。館内では他にも「朝青龍弁当」「栃東弁当」などなどが売られていて、私は応援している千代大海をチョイス。これがソコソコ美味い。
「桝席」の話をすると、桝席は「一桝4人掛け」となっている。なので、一桝買うと必然的に4人分のチケットがついてくる。もちろんバラ売りもあるようだが、その場合は同じ桝内で知らない人と同席観戦ということになる。
私達は、いつも(と言ってもまだ2回目だが)一桝分チケットを確保しておいて、そこを2人で座っている。桝席は4人座れるとはいえ、これが結構狭い。なので、4人分のスペースを2人で使っているのだ。その分、一人あたりのチケット代は高くつくが、ゆったり座れることを思うとしょうがない。
さて本論に。三段目や幕下の取組みをシュールでディープな目線で観戦。無名な力士ばかりだが、それでもかなり面白い。たまに出てくる外国人力士は、幕下でもやっぱり強い。いい取組みをしていた。
取組みも十両・幕内へと進んできた。十両の取組み前に、館内ラジオを借り、それを聞きながら観戦することに。館内ラジオは、昔テレ朝系でやっていた「大相撲ダイジェスト」でお馴染みの山崎アナウンサーがMCを担当。解説の親方と共に、さぞや深い実況が聞けると思いきや・・・
これがまた「ゆるい」(爆)喫茶店で会話しながらの実況みたいな感じ(笑)目の前の取組みそっちのけで、解説の親方と昔話に熱中!「あぁ、もう時間ですね〜」とか言って、実況はそっちのけ(笑)あまりに話に熱中するあまり、山崎アナが親方に「もう時間ですよ〜」と言われて初めて気付くシーンも。
一番の爆笑だったのは、幕内で白露山(ロシア出身)が出てきた時。白露山は23歳で同じ幕内にいる露鵬と兄弟なのだが、白露山の頭髪(まげ)が薄い。昔いた琴稲妻並みに薄い。兄貴の露鵬はバッチリ髪があるのだが。
こうなると、白露山取組み時の山崎アナと親方は、話題が「頭髪の薄さ」に話題が集中!
山崎:これは頭髪が薄いですね〜。まだ白露山は若いのですが。
親方:ほんとに薄いですねぇ。
山崎:これは将来、まげが結えなくなるのでしょうか。過去にそのような力士はいたかなぁ〜?
親方:一応はまげが結えなくなっても大丈夫なんですが。
山崎:それにしても薄いですね〜。
親方:まあ、最近は髪の毛関係でとても良いものが出てますから、大丈夫なのではないでしょうか。
山崎:あっ、もう時間ですか?ああ、時間ですね。立会いです。
こんな感じでラジオが展開される!もう爆笑!しかも、山崎アナも親方も「淡々と」話を進めていくので、これがまた面白い!こんなスポーツ実況は初めて(笑)単に相撲好きのトークであった。
ちなみに、ネタにされた白露山だが、かなりの努力家のよう。インターネットを通じてロシアの大学の卒業資格も取得したそうだ。そして、最近は弁護士関係の本を読んで色々と知識を深めているのだとか。
今回の館内ラジオを聞いていて、一気に白露山が身近に感じられるようになった(笑)頑張れ!白露山!本名、ボラーゾフ・バトラズ・フェーリクソヴィッチ!(長い)
このように、館内ラジオに酔いしれているうちに、気付けばいよいよ結びの一番。朝青龍VS琴欧州!館内は大歓声に!もの凄い数の懸賞が懸かっている!私もF氏も、興奮状態に!
琴欧州が優勝決めるか!?それとも、横綱の意地か!?いざ勝負!!
琴欧州、ドンドンと前に出て横綱を追い詰める。対する朝青龍は、それを上手く交わし続ける。が、一瞬の隙をついて琴欧州が攻め立て、朝青龍は背中を向けてしまった!!これで琴欧州か!!と思った瞬間、横綱は素早くくるっと回って態勢を立て直し逆襲!最後はクビから琴欧州を土俵に投げつけて勝負あり!
いやぁ、凄い相撲!琴欧州の気迫と朝青龍の気合い!ちょっとの差だったが、やはり横綱強し!!前回観戦時も思ったことだが、朝青龍の雰囲気(オーラ)というのは凄い。他の力士とは、ちょっとレベルが違う感じさえする。
今回もそれを十分に感じた。個人的には、琴欧州優勝の瞬間が見たかったのだが、それは仕方ない。まあ、座布団を投げたい!というのもあったのだが(苦笑)
大興奮のうちに十三日目観戦は終了となった。そして、館内から出る時にもう一つの興奮が。通路を並んで外へ出ようとしていると、前から見覚えのある人が歩いてきて横を通って行こうとしている。次の瞬間、私は「あっ!あっ!あっ!」と思ったのだが、その人はすぐに横を通過してしまった。
F氏もその人に気付いていたようで、お互い顔を見合わせて一言。
「山崎さんやー!!」
そう、あの「ゆる〜い」実況をしていた張本人、山崎アナウンサーその人だったのである(笑)相撲ファン以外の人は、山崎アナを知らないと思うが、相撲馬鹿にしてみると山崎さんは超有名人。F氏と共に興奮の一瞬であった(笑)
出口付近には、外国人観光客にインタビューするNHKの有働アナウンサーを発見。間近で見てしまった。単なる「おのぼりさん」状態(笑)
ちなみに、この日十三日目の館内には、大の相撲ファンである林家ペー師匠も来ていた。いつも通り、ピンクの出で立ちで観戦!林家パー子師匠もいるかと思って、館内を望遠鏡で捜してみるものの発見できず。ペー師匠だけでの観戦だったのか?
観戦後は、両国国技館近くのちゃんこ屋で夕食。新たに友達2人も加わって、楽しいちゃんこであった。
今場所、優勝決定戦までもつれたが、最後は王者の貫禄・朝青龍優勝(6連覇)で幕を閉じた。琴欧州はとても残念だったが、まだまだこれから!精神的に強くなれば、綱取りも不可能ではないはず!朝青龍と琴欧州の「二強時代」になるかも知れない。あとは、日本人力士(特に大関勢)に頑張ってほしい。
2回目の両国大相撲観戦も、素晴らしいものとなった。
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