第50回 有馬記念 回顧 「これも競馬」
2005年12月27日 競馬 コメント (2)ディープインパクト、敗戦。
今年の有馬記念、ディープ敗戦という結果に。TV中継で有馬記念を見ていた私も、最後の直線半ばでディープ敗戦を覚悟。「競馬に絶対は無い」という言葉を、改めて痛感した。
これも競馬なのだ。最強馬だって、いつかは負ける日が来る。こういう「悲喜交々」があってこそ、競馬は面白いのだ。
レース後、鞍上・武豊は「今日は飛ばなかった」と語ったらしいが、飛ばなかったのにちゃんと2着には来て連確保。よく頑張っている。デビューからまだ1年。古馬との初対決。ディープはまだまだこれからの馬なのだ。今回敗戦したからといって、ディープの評価が変る訳ではない。
今回の有馬記念は、ひとえに「ハーツクライが強かった」と思う。ディープも強いが、ハーツクライがそれ以上に強かった・・・ただそれだけだと思う。ルメールの好騎乗やハーツ陣営の仕上げ・・・全てが、ハーツクライに勝利をもたらしたのだ。
それにしても、ルメールの先行策はビックリした。いつもとは違う競馬。それでいて、しっかりと実力を出したハーツクライと、実力を発揮させたルメール。素晴らしい仕上げを施した橋口厩舎スタッフ・・・ハーツクライ陣営に拍手。
ディープには、今回の敗戦をバネに来年も素晴らしい競馬を見せてほしい。「ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない」とは、寺山修司の詩の一節らしいが、いいフレーズだなぁと思う。終わったことは仕方がないのだ。また強くなって、新たに素晴らしい競馬をディープにはしてほしい。ディープなら、それができる。
我が心の名馬・タップダンスシチーは12着。今回が引退レースだったが、最後も「らしい競馬」で気っ風良く逃げてくれた。嬉しかったなぁ。大逃走をかまして爆勝、私をスカッとさせてくれたジャパンカップ。凱旋門賞帰りで、体調があんまり良くない中で「あわや勝つか!?」と思わせた去年の有馬記念・・・などなど、色々とタップのレースを思い出してしまった。
来年からは種牡馬になるタップ。父としても頑張って欲しい。お疲れさん。
ゼンノロブロイはどうしたのか、8着。タップの好敵手だったこの馬も引退レース。残念な結果だったが、欧州遠征などで頑張った1年だったと思う。こちらにもお疲れさん。
あと、一番「おっ!」と思わせてくれたのが、コスモバルクの4着。よく頑張った。今年は「掛かり気味」のレースばかりで敗戦していたバルク。が、前走のジャパンカップ向上面では折り合いよく走っていた。結果は伴わなかったが「有馬ではやれそうかな?」との印象を持っていた。
今回は、そのジャパンカップよりもリズム良く走れていた感じだった。鞍上が五十嵐騎手に戻ったということも見逃せないが、いよいよ復調を感じさせる4着だった。地方の星には、まだまだ沈んでもらっては困る。来年期待。
その他の出走馬にも色々と思い入れはあるのだが(サンライズペガサス引退レース、ヘヴンリーロマンスの頑張りなど)、あまりに長くなりそうなのでこの辺りで。
今年の競馬もこれで終了。来年の競馬は、一体どうなるのか楽しみだ。
今年の有馬記念、ディープ敗戦という結果に。TV中継で有馬記念を見ていた私も、最後の直線半ばでディープ敗戦を覚悟。「競馬に絶対は無い」という言葉を、改めて痛感した。
これも競馬なのだ。最強馬だって、いつかは負ける日が来る。こういう「悲喜交々」があってこそ、競馬は面白いのだ。
レース後、鞍上・武豊は「今日は飛ばなかった」と語ったらしいが、飛ばなかったのにちゃんと2着には来て連確保。よく頑張っている。デビューからまだ1年。古馬との初対決。ディープはまだまだこれからの馬なのだ。今回敗戦したからといって、ディープの評価が変る訳ではない。
今回の有馬記念は、ひとえに「ハーツクライが強かった」と思う。ディープも強いが、ハーツクライがそれ以上に強かった・・・ただそれだけだと思う。ルメールの好騎乗やハーツ陣営の仕上げ・・・全てが、ハーツクライに勝利をもたらしたのだ。
それにしても、ルメールの先行策はビックリした。いつもとは違う競馬。それでいて、しっかりと実力を出したハーツクライと、実力を発揮させたルメール。素晴らしい仕上げを施した橋口厩舎スタッフ・・・ハーツクライ陣営に拍手。
ディープには、今回の敗戦をバネに来年も素晴らしい競馬を見せてほしい。「ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない」とは、寺山修司の詩の一節らしいが、いいフレーズだなぁと思う。終わったことは仕方がないのだ。また強くなって、新たに素晴らしい競馬をディープにはしてほしい。ディープなら、それができる。
我が心の名馬・タップダンスシチーは12着。今回が引退レースだったが、最後も「らしい競馬」で気っ風良く逃げてくれた。嬉しかったなぁ。大逃走をかまして爆勝、私をスカッとさせてくれたジャパンカップ。凱旋門賞帰りで、体調があんまり良くない中で「あわや勝つか!?」と思わせた去年の有馬記念・・・などなど、色々とタップのレースを思い出してしまった。
来年からは種牡馬になるタップ。父としても頑張って欲しい。お疲れさん。
ゼンノロブロイはどうしたのか、8着。タップの好敵手だったこの馬も引退レース。残念な結果だったが、欧州遠征などで頑張った1年だったと思う。こちらにもお疲れさん。
あと、一番「おっ!」と思わせてくれたのが、コスモバルクの4着。よく頑張った。今年は「掛かり気味」のレースばかりで敗戦していたバルク。が、前走のジャパンカップ向上面では折り合いよく走っていた。結果は伴わなかったが「有馬ではやれそうかな?」との印象を持っていた。
今回は、そのジャパンカップよりもリズム良く走れていた感じだった。鞍上が五十嵐騎手に戻ったということも見逃せないが、いよいよ復調を感じさせる4着だった。地方の星には、まだまだ沈んでもらっては困る。来年期待。
その他の出走馬にも色々と思い入れはあるのだが(サンライズペガサス引退レース、ヘヴンリーロマンスの頑張りなど)、あまりに長くなりそうなのでこの辺りで。
今年の競馬もこれで終了。来年の競馬は、一体どうなるのか楽しみだ。
コメント
有馬記念・・・まさにある意味ドラマでしたね。
私も少し競馬は分かるので(親父と舅が競馬好き)中継を見ていて複雑な心境でしたわ。
誰もがディープが勝つと思ってのあのどよめき・・・
よく親父は競馬はロマンだっていうけどそういう見方もあるなと思った一戦でしたね。
有馬と言えばどうも私はオグリキャップなんですけどσ(^◇^;)
年代バレバレ(笑)
競馬に絶対がないことを証明した2005有馬記念でした。ハーツクライは強かったです!ディープに好敵手が現れました。2006はこの2頭の再戦が本当に楽しみですね!
オグリの有馬記念は伝説ですね〜。今は亡き大川慶次郎氏が「ライアン!」と絶叫した直線(笑)私はビデオでしか見たことありませんが、今見ても鳥肌が立つレースですね!